karashi39とはいったい

夢と希望と明日と正義を讃える

お笑いコンビの理想のパワーバランス

コンビのパワーバランスの理想の比率は 5:5、 つまり対等が理想とされている。

なぜか?この足して10になる比率の数字を掛け合わせてみよう...

  •  1:9 のコンビなら  1 \times 9 = 9
  •  5:5 のコンビなら  5 \times 5 = 25

となり、3倍近くの差がつくのだ!

...

この理論は千原ジュニアさん発信のものだそうで、理屈として不可解な点はたくさんあるものの、実力者の言うことであるし僕らの実感とも一致すると思う。

実感と一致する理論を、理屈の上でくつがえそうとすると、結局実感とはかけ離れたケースを持ち出すことになる。くつがえす側の言うことは理屈の上では正しいように思えるだろうが、実用性がない。実用的に考えて、この理論を正しいとして話を進めたい。

さて、このパワーバランスは合計を10という数字にしているけども、別に100でも1でも良いわけで、ただ単にわかりやすい桁にしている。100%をどう表すかという問題だ。しかし僕は思った。トリオだったらどうなるんだ?

四千頭身という漫才トリオがいる。漫才なのにトリオという強さが...みたいな話は他所に任せて、数字の話をしよう。仮に、パワーバランスが全員対等だとする。すると、一人あたりのパワーは  \frac{10}{3} だ。すると掛け算の結果は

 \frac{10}{3} \times \frac{10}{3} \times \frac{10}{3} = \frac{1000}{27} ≒ 37

これは強い。対等のコンビより、対等のトリオは強い。もちろん、パワーバランスだけで全てが決するわけではないので、コンビはトリオに勝てないという話にはならない。が、この数字はやはり実感と一致するように思う。ダチョウ倶楽部ネプチューン東京03 も、パワーバランスが均等に近いトリオはかなり面白く感じる。

しかし僕がしたかった話はこれではない。

ウエストランド という漫才コンビがいる。タイタン所属、2008年結成、笑っていいともにも出ていたし、M1の敗者復活にだって行ったことがある。彼らのパワーバランスがすごい。それは

 20: -10

とうとうマイナスが登場した。合計が10なので、ルールは守っている。ウエストランド の役割はボケ・ツッコミではない。敵・ウエストランド で、これはネタだけを見ていたのではわからないが、とにかく実態の数字はこれだと思われる。

ウエストランド の事務所同期である 日本エレキテル連合 は、私たちのパワーバランスは  10:0 だと自己申告している。パワーバランスのスコアが 0だとしても、流行語大賞クラスのハネかたができる事が証明された...とかの話は他所に任せて、同じ事務所の同期を比較対象としてウエストランド の事を考えると、数字的には 20:-10にでもしないと辻褄が合わないのだ。

さて、注目のスコアは... (賢明な読者諸君ならお気づきだろう、お気づきでない場合は賢明でないことの証明となる)

 20 \times -10 = -200

ウエストランド 、とうとう  -200

ちなみに先ほどの計算では、四千頭身 37だった。千原ジュニアさんは最高得点は25という趣旨の説明をしていたが、このお笑い第七世代の二組が、漫才師としての限界を上にも下にも大幅にぶち抜いてくれた。インパクト的にはどう考えてもウエストランド が圧勝だ。いい事なのか?

しかしこのウエストランド、ここまで読んだらどんな飛び道具芸人かと想像するだろうが、目指すは正統派漫才師。 -200の十字架を背負いながら、ウエストランドウエストランド 担当である井口さんが、敵である河本さんに手足を奪われながらも、正統派の漫才を目指しながらM1の敗者復活出場まで漕ぎ着けたのだ。すごい!

ちなみに敗者復活出場は2018年大会の話で、2019年大会では敗者復活まで行けなかった。なぜか?敵が強くなったのだ。適当こいて 20:-10とか書いてしまったけど、大まかな方向の話だと理解して欲しい。そして今は、マイナス側がどんどん大きくなっている。すごい!

もう書く事があまりなくなってきたのだけど、とにかくウエストランド はすごいので、注目しておいて損はないと思う。