karashi39とはいったい

夢と希望と明日と正義を讃える

インド映画が面白かった

不調により引きこもっていて、元気を出すためにインド映画を初めて観てみました。

インド映画といえば、脈絡なく踊りだしてストーリーも破壊されていて、意味不明な流れを勢いで乗り切るイメージだったんですが、今回の視聴はそういうものを求めてのことです。Netflixで「幸福のガンパティ」をチョイス。インド映画どころか映画自体もあんまりよくわかっていないので、インド映画のカテゴリーから、なんだか踊りが発生しそうなサムネイルのタイトルを選びました。

以降、ネタバレ含みそうなので、気をつけてください。

あやしげな眼差しの象のぬいぐるみがガンパティ。ぐぐったら、ガネーシャのことみたいです。ぬいぐるみとはいえ神なので、インドの人々はかなり大事に扱うのですが、このガンパティがなんだか怪しげな存在で、いろいろな人の手を渡ることでストーリーが進んでいきます。

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目が怖いですが誰もツッコまないので、たぶん文化の違いです


偶然に色々な人の手を渡り歩いていくのだから、期待通り展開は不可解な感じですが、少しずつ点と点が線になっていく感じはありました。こうやってストーリーを盛り上げつつ、突然踊りだすんだろ!早くこいよ!と思っていたら、終盤でやはり音楽隊みたいなものが登場し、踊りが発生…と思いきや、映像は踊っているのになんだか落ち着いた悲しい音楽が流れ始めます。そして大団円っぽいラスト。結末では、想像はしていたけど、絶対ないだろうと思っていたオチになります。

インド社会では宗教が未だに強く根付く一方で、0を発明した土地での科学の根付き方の対比、どちらからももう一方を批判的にみていて、それが溶け合って、なんかメッセージ性があるぞ!という感じで盛り上げまくって行き、最後はぱっとみよくわかんない展開で裏切るという、イメージしていたインド映画の様式美みたいなものが、良い意味で期待を裏切る形で上回ってきたので、これは観てよかった!と思いました。

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このシーン、めっちゃ無意味なのに笑ってしまう


全体的には笑いみたいなものが度々発生して、不穏な空気があるなかで幸せな感じでストーリーが進み、なんだかけものフレンズっぽさがありました。ただ、ラストを見たあとの頭の混乱みたいなものは、けもフレにはなかったし、あれはちゃんと良い終わり方をしたけど裏切りも見たかったという人におすすめなのかな?とか思いました。


オチもなんもない記事ですが、ここ最近でみた映像作品で*1一番心を揺さぶられたので、メモ的に書き残しておきます。

*1:アニメばっかりみてるんだけど